バンランコン Banrankon
板藍根(バンランコン)は、アブラナ科植物のホソバタイセイの根です。ホソバタイセイ(細葉大青)は、南ヨーロッパ原産で、高さは1メートル弱の2年草。画像(右)のように、春には黄色の花を咲かせる植物です。ホソバタイセイは、細葉大青の名前からも連想されるように染料植物(インディゴ染め)です。ヨーロッパから始まり、現在は世界の各地で栽培されていますが、古来の中国では、ホソバタイセイだけでなく、キツネノマゴ科のリュウキュウアイの根(馬藍)、アブラナ科のタイセイの根(松藍)なども利用されてきました。
因みに、インディゴ染めと藍染めはほぼ同じではありますが、現在のインディゴ染めには科学的な合成染料が用いられ、藍染めの方は天然染料が用いられる違いがあります。

板藍根の特徴と性質
★??性質と用い方等??★
板藍根は、神農本草経に「藍」という名で収載されています。安全性が高い上品に分類され、その性味は苦・寒、清熱する性質があるとされています。(※上品には、身体を養う働きがあって、安全性の高い薬草が分類されます。)
板藍根は、冬場によく活用する薬用植物で、外部からの影響や負担に負けない身体を作る働きがあると言われています。中国では、冬場の健康対策などに良いお茶として飲用されるなど、古くから健康の為に用いられてきました。
★??板藍根の成分??★
板藍根には、藍染めの原料成分である配糖体のインジカンが含まれています。インジカンを発酵させることによりインディゴに変化させたものを染料に用います。(画像右の上:デニム生地のインディゴ染め、画像右の下:藍染め)
この板藍根の持つ青い色素は、冬場の健康対策などに良いと言われていますが、その有効性などはまだ十分検証されていない状態です。その他の成分に、βジトステロール、トリブタントリンなども含んでいます。

板藍根と大青葉、青黛
タイセイ、ホソバタイセイ、またはリュウキュウアイなどの根を板藍根、葉を大青葉と言います。また葉から抽出した青い色素の粉末は青黛と呼ばれます。大青葉や青黛にもインジカンが含まれ、よく似た性質を持つことから、板藍根と合わせて用いられることがあります。中薬では、板藍根と同様、寒性の性質を持つとされ、身体の熱を清めるものとして分類されています。
- バンランコンの特集
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