胸やけ
胸やけは胃酸過多の主症状です。食べ過ぎ・飲みすぎによって起こることが多く、特に特定の食品を多く摂った場合に起こりがちです。例えば甘いもの、脂肪分、コーヒーなどは元々胃酸を逆流させやすい代表的な食品ですし、さつまいも・かぼちゃなどのどっしりとして消化が重い繊維質の野菜なども胸やけを起こしやすい食べ物です。
食後2〜3時間の間に起こる胸やけは、食べ物の消化力が落ちていることが考えられ、いつまでも胃に残っている食べ物を消化するため、胃酸の分泌量が多くなっていることが考えられます。それ以降に起こる食間の胸やけになると、刺激物の摂取、もしくはストレスなどが原因の胃酸過多で胃粘膜が荒れていることが考えられます。起床時などに起こる胸やけも、前日の消化が終わって胃が空になっている状態ですので、食間の胸やけと同様、胃粘膜の状態が良くないこと(胃荒れ)が考えられます。
こうした胸やけが長く続く場合は、食べ物の不摂生やストレスだけでなく、消化器自体の病気の存在が考えられます。主に胃・十二指腸・胆道・膵臓の病気などです。
また体質的な胃酸過多症ということも考えられますが、消化器自体に問題がなければ、様子を見てよいでしょう。ですが、老人の場合は、狭心症や心筋梗塞で起こる場合があるので、注意が必要です。
胸やけに良い漢方薬
- 平胃散:体力は平均的、あるいは健康の部類で食欲もありますが、消化がもたつきやすく、食毒・水毒で食後に停滞感があったり下痢をしたりする人の胸やけに効果的です。漢方の健胃消化剤に分類されます。
- 半夏瀉心湯:胃がつかえたり、胃の水分停滞感があり、下腹部にも腹鳴、下痢、軟便が起こりやすく、といって口内炎・イライラなど顔・頭などの上部にもトラブルがあって胃腸を中心に広範囲の炎症体質の人に効果的です。
- 六君子湯:胃弱な体質の人で、食後すぐ眠くなる、手足に力が入らない、いつまでも食べ物が胃に残って消化しない、栄養が身につきにくい、いつも体がだるいなどの症状がある人に効果的です。
- 安中散:上の胃弱や虚弱体質までいかないものの、胃腸が弱く、冷たいものや外気の冷えが原因で胃腸の調子を崩しやすく、痛みも伴うタイプの胸やけ(なんとなくの胸やけ)に効果的です。甘いものが好きな傾向も見られます。
- 胸やけ
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お徳用サイズ。半瀉六君子(粒状)は、六君子湯と半夏瀉心湯を絶妙に組み合わせて、胃と腸の両方のトラブルを解決しながら、消化器全体を壮健にしていく漢方薬です。
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錠剤タイプ。半瀉六君子(錠剤)は、六君子湯と半夏瀉心湯を絶妙に組み合わせて、胃と腸の両方のトラブルを解決しながら、消化器全体を壮健にしていく漢方薬です。
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お試しサイズ。半瀉六君子(粒状)は、六君子湯と半夏瀉心湯を絶妙に組み合わせて、胃と腸の両方のトラブルを解決しながら、消化器全体を壮健にしていく漢方薬です。(送料無料)
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体力中等度以下で,胃腸が弱く,食欲がなく,みぞおちがつかえ,疲れやすく,貧血性で手足が冷えやすいものの次の諸症:胃炎,胃腸虚弱,胃下垂,消化不良,食欲不振,胃痛,嘔吐の漢方薬です。
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体力中等度以下で、気分が沈みがちで頭が重く、胃腸が弱く、食欲がなく、みぞおちがつかえて疲れやすく、 貧血性で手足が冷えやすいものの次の諸症:胃炎、胃腸虚弱、胃下垂、消化不良、食欲不振、胃痛、嘔吐に良い漢方薬です。
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体力中等度以下で、神経質であり、胃腸が弱くみぞおちがつかえ、食欲不振、腹痛、貧血、 冷え症の傾向のあるものの次の諸症:胃炎、神経性胃炎、胃痛、胃腸虚弱、胃下垂、 消化不良、食欲不振、嘔吐に良い漢方薬です。
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六君子湯は比較的体力がなく、貧血性で手足が冷たく、胃腸が弱い方の胃炎、消化不良、食欲不振、はきけなどを改善します。胃腸を温めて、余分な水分を取り除き、胃腸機能をたかめる働きがあります。
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六君子湯は比較的体力がなく、貧血性で手足が冷たく、胃腸が弱い方の胃炎、消化不良、食欲不振、はきけなどを改善します。胃腸を温めて、余分な水分を取り除き、胃腸機能をたかめる働きがあります。
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「平胃散」と「四君子湯」を合方したものに、胃腸の働きを良くする香附子、縮砂、木香、白豆蒄の成分を加えた漢方の胃腸薬です。
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症状と漢方薬
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