じんましんが出る
アレルギー反応のひとつ。
はげしいかゆみとともに、皮膚に赤い「みみずばれ」のような発疹が急に広がり、 数分から数時間、ときには数日間もつづき、その後はあともなく消えてしまうのが、じんましんである。 全身のどこにでもでき、発疹の大きさや形はさまざまだが、できるとすると同じ場所に出現する。
【原因】 アレルギー反応のひとつである。食物ではサバ・マグロ・カニ・エビ・貝類・牛乳など、 特定のものを食べるとできる人が多い。また、薬品や合成繊維、冷たい空気や水、蚊やのみに刺された場合などの刺激で起こることもある。 神経性のじんましんもある。
【家庭治療】 原因がわかっている場合は、これを遠ざける。
漢方 処方いろいろ
「湿疹が出る」で紹介した薬方のうち、葛根湯 十味敗毒湯などを、それぞれの目標にあわせて使 用してもかまわない。そのほか…
- 桂麻各半湯 発疹が出て、かゆみが強く、熱も多少あるようなときに、 一般的に用いる。
- 香蘇散 魚を食べたあとに出るものに効く。
- 調胃承気湯 じんましんを起こしそうな食品を 誤って食べてしまった場合の、下剤として用いる。
- 小柴胡湯 消炎、解熱の代表的処方。体力は中程度くらい、胃部がかたく張って苦しいが、便秘していないものによい。
- じんましん
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小柴胡湯は、体力中等度で、ときに脇腹(腹)からみぞおちあたりにかけて苦しく、食欲不振や口の苦味があり、舌に白苔がつくものの「食欲不振、はきけ、胃炎、胃痛、胃腸虚弱、疲労感、かぜの後期の諸症状」の漢方薬です。
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体力中等度で、ときに脇腹(腹)からみぞおちあたりにかけて苦しく、食欲不振や口の苦味があり、舌に白苔がつくものの次の諸症:食欲不振、はきけ、胃炎、胃痛、胃腸虚弱、疲労感、かぜの後期の諸症状に良い漢方薬です。
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小柴胡湯は脇腹からみぞおちのあたりが苦しく、食欲不振や口の苦味がある方のはきけ、胃炎、疲労感、かぜの後期の諸症状などを改善します。胸部から腹部にかけての炎症を鎮め、はきけを抑える働きがあります。
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小柴胡湯は脇腹からみぞおちのあたりが苦しく、食欲不振や口の苦味がある方のはきけ、胃炎、疲労感、かぜの後期の諸症状などを改善します。胸部から腹部にかけての炎症を鎮め、はきけを抑える働きがあります。
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桂麻各半湯はやや虚弱な方のかぜやせき、皮膚の痒みを改善する働きがあります。
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香蘇散は体力がなく、神経過敏で胃腸の弱い方のかぜの初期、血の道症に効果があります。精神を安定させ、胃腸機能をととのえる働きがあります。
気になる症状は
ございませんか
症状と漢方薬
K.手足、肩、腰
- 刺すように痛む
- 打撲、捻挫
- 冷えると痛む
- 肩こり、五十肩
- 雨の日に痛む
- 寝ちがえ
- にぶい痛み
- 筋肉痛
- 夜間に痛みがひどくなる
- こむらがえり
- 手足の冷え
- むくみ
L.心(精神、ストレス)
- イライラする
- 神経が高ぶる
- 喉に異物感がある
- 不眠症
- 憂うつ感、不安感がある